院長ブログ

2016.04.22更新

 火傷はヒーターやストーブなどの暖房器具、化学薬品、熱湯をかぶってしまうことなどによって起こり、重度になると命にも関わります。

火傷は面積や傷害の深さによって重症度が変わりますが、軽度にみえる場合にも時間が経つにつれて患部が傷害されていた部位が表面化し、当初より広範囲に病変が認められるようになることも多くあります。

 ホットカーペットや電気毛布などでも低温火傷を起こすことがありますので注意が必要です。

 また、夏になると高温になったアスファルトで足裏を火傷してしまう場合もありますので気をつけましょう。


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2016.04.09更新

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 左の写真が治療前、右の写真が治療後の写真です。
角膜(黒目)に赤い部位がみられます。
この部位が角膜潰瘍で、疼痛のため、羞明(眼をシバシバさせる)や流涙が多くみられ、重度の結膜の充血も認められます。
様々な治療法がありますがこのワンちゃんは眼瞼フラップ(眼を強制的に閉じるような処置)を行い、点眼で治療を行ったところ、右の写真のように良化していきました。

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2016.04.08更新

 
 
 


 イヌやネコ用のおもちゃも誤飲をしてしまうと消化管に詰まってしまうことがあります。

特に若い子や何でも食べてしまう子は注意が必要です。このような子で突然の嘔吐や下痢、

食欲不振などの症状が起こった場合には消化管内異物によることも考えなければなりません。

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2016.03.18更新

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 結石などによる尿道閉塞を繰り返してしまう場合には会陰尿道造瘻術を行うことがあります。
この手術は左の写真のように会陰部(肛門下あたり)を切開し陰茎を引き出します。
その後、尿道を切開して尿道を広げます。
この手術をすると尿道閉塞は起こりにくくなりますが、下部尿路疾患(膀胱炎や尿路結石など)の管理・治療は継続する必要があります。

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2016.03.07更新

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左:治療前の写真
右:治療後の写真

皮膚糸状菌(カビ)の感染が重度になると写真のように全身的に脱毛、痂皮、鱗屑がみられるようになることがあります。

重度の感染の場合には時間はかかりますが治療により右の写真のように元の皮膚の状態に戻ります。

以前にも記載しましたがヒトにも感染するため注意が必要であり、治療後の再感染を防ぐためにも環境の整備も重要になります。

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2016.03.07更新

写真はイヌに寄生したマダニです。

マダニは血を吸って成長するため、大量寄生させると貧血を呈する場合もあります。

その他にも皮膚炎やマダニで媒介される寄生虫、神経障害なども発症することも知られています。

これから暖かい季節になりますが、マダニの発生、活動も活発になるので注意しましょう。

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2016.02.23更新

 

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 喉頭小嚢の外反(反転喉頭小嚢)は喉頭小嚢が反転することで気道が狭くなり呼吸困難を示す疾患です。

この疾患はパグ、フレンチブルドッグ、ブルドックなどの短頭種でみられる短頭種気道症候群の一つとしてみられることが多く、症状は努力性呼吸、運動不耐性などを示し、重度になると失神が認められることもあります。

治療は反転した喉頭小嚢を切除しますが、口腔内からアプローチする方法と写真のように頚部腹側からアプローチし、気管切開を行って摘出する方法があります。

呼吸に問題のある短頭種はこの疾患だけでなく軟口蓋過長症など、他の短頭種気道症候群の疾患を伴っていることが多いため注意が必要です。

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2016.02.20更新

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 耳血腫に罹患すると耳介がぷくっと膨れたようになります。

この腫脹した部位には血様の漿液が貯留しています。

原因としては外傷や外耳炎との関連、免疫の異常など様々な要因がいわれていますが、根本的な原因ははっきりとわかっていません。

治療には様々な方法があり、液体を抜去してお薬を注入しその後圧迫する方法(内科的な管理)、また外科的に整復して圧迫する方法、上の写真のように排液をさせるために糸やチューブを一時的に入れて排液させる方法などがあります。

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2016.02.16更新

 線維性歯肉腫は上の写真のように歯肉より発生し、腫瘤を形成します。

これは腫瘍ではなく非腫瘍性病変であり、手術により摘出することで良好な経過をしますとされています。

口腔内には様々な腫瘤が形成され、中には悪性の腫瘍も少なくないので注意が必要です。

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2016.02.16更新

 

 
 血液検査にて血液の細胞数の持続的な異常が認められ、種々の検査でも原因が明らかにならない場合骨髄の検査を行うことがあります。

また、白血病や多発性骨髄腫などの診断を行う場合にも写真のような骨髄穿刺針を用いて検査を行います。


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