院長ブログ

2016.09.02更新

目の中が赤くなっていますが、これは前房と呼ばれる部位に出血が起こっているためにこのように見えます。

前房出血は外傷やぶどう膜炎、腫瘍、網膜剥離、緑内障などによって起こることがあります。

原因によっては放置すると失明してしまう可能性があるので注意が必要です。

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投稿者: エアリーズ動物病院

2016.04.09更新

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 左の写真が治療前、右の写真が治療後の写真です。
角膜(黒目)に赤い部位がみられます。
この部位が角膜潰瘍で、疼痛のため、羞明(眼をシバシバさせる)や流涙が多くみられ、重度の結膜の充血も認められます。
様々な治療法がありますがこのワンちゃんは眼瞼フラップ(眼を強制的に閉じるような処置)を行い、点眼で治療を行ったところ、右の写真のように良化していきました。

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2015.06.22更新

                 

 前部ぶどう膜炎は眼の虹彩や毛様体という部位に起こる炎症性疾患です。
悪化すると緑内障を引き起こし視覚を失ってしまうこともあります。
症状は流涙や眼疼痛、縮瞳、角膜浮腫、前房の混濁(前房フレア)などがみられます。写真のように虹彩の膨隆が認められることもあります。
原因としては免疫介在性、ウイルスや細菌、真菌などによる感染性のもの、外傷性のもの、高脂血症などの代謝性のもの、腫瘍性のものがあります。
再発する場合もあるので注意が必要です。

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2015.03.17更新

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 眼瞼結膜(まぶたの裏)に薄黄色の腫瘤が認められます。

これはマイボーム腺にその分泌物が上手く排出できずに貯留するで起こります。

治療は、結膜を切開して内容物を排出させ、点眼治療を行います。

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2015.03.07更新

 

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 鼻涙管は目頭にある涙点から鼻の奥へと繋がる管です。

この鼻涙管が何らかの原因で狭窄や閉塞してしまうと流涙症を引き起こします。

流涙症は目頭のところの毛の変色(涙やけ)の原因にもなります。

鼻涙管の閉塞が疑われる場合には、写真のように涙点からカテーテルを通して洗浄することで治療を行います。

ただし、流涙症を引き起こす原因には鼻涙管閉塞だけでなく、異所性睫毛(逆さまつげ)、マイボーム腺などの涙腺の異常や瞬目不全などによるドライアイなど、他の原因でも起こるので注意が必要です。

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2015.01.20更新



 涙が十分に産生されなかったり、何らかの原因によって眼球表面に涙を保持することができないとドライアイを引き起こします。

ドライアイによって角膜のびらんや結膜炎が引き起こされ、膿性の眼脂が多くみられるようになります。

原因には自己免疫によるもの、薬剤、ウィルスなどによる感染性のもの、外傷などがあります。

一般的に点眼や内服薬で治療することが多いですが、場合により外科的な処置を行う場合もあります。

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2014.10.10更新

一言で目の検査といっても、症状に合わせた様々な検査があります。

◆目の傷を調べる検査◆


試験紙を目につけて色素をつけます

傷があるとその部分に色素がのります

◆涙の量の検査◆


シルマーティア試験という検査です。
涙の量を調べます。
下眼瞼(下まぶた)に試験紙を挿入し、時間をはかって濡れた長さを測定します。

◆眼圧測定◆


表面麻酔を点眼します



眼圧計を使って眼圧を測定します。

◆眼底検査◆



散瞳剤を使って瞳孔をひらき、眼底を検査します

◆超音波検査◆

超音波を使って目の中を観察します。
網膜剥離、レンズの脱臼、水晶体の状態などを確認します。

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