院長ブログ

2016.07.21更新

尿管閉塞のため、太く拡張した尿管
尿管切開後に尿管から漏出した膿
転移した尿管


 
 腎盂腎炎の記事に記載しましたが、尿管に多量の膿が溜まってしまうと尿管の閉塞を引き起こしてしまうことがあります。

そのような場合には腎臓にも負担がかかってしまうために、尿管から膿を排泄する必要があります。

 写真の症例は尿管から膿を排泄させても尿管の膀胱への開口部が閉塞してしまっており、尿路の閉塞を解除できなかったため、
尿管を切断し、他の部位に尿管を転移しました。

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エアリーズ動物病院

投稿者: エアリーズ動物病院

2016.07.05更新

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 左の写真は尿管の閉塞により大きく腫大し、変色した腎臓です。

腎切開を行ったところ、腎盂は拡張しその中には多量の膿がたまっていました(右は腎切開し、膿を排泄させたあとの写真です。まだ腎盂内に少量の膿が残っています)。

腎盂腎炎は細菌などが腎盂で繁殖することで起こる病気で、多くの場合は抗生物質などで治療を行いますが、何らかの原因で尿管が閉塞してしまい水腎症を伴う場合には外科的な治療が必要となることがあります。

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投稿者: エアリーズ動物病院

2016.07.05更新

 乳腺良性混合腫瘍は乳腺にできる腫瘍であり、名前に「良性」とある通り良性の腫瘍です。

良性でも写真のようにかなり大きくなることがあり、自壊して生活の質を落としてしまうこともあります。

外科的に切除してしまえば、良好な経過を示すことがほとんどです。

乳腺にできる腫瘍は大きさや見た目、細胞診の検査では通常良性・悪性の区別がつかないため病理組織検査が必要となります。

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投稿者: エアリーズ動物病院

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