院長ブログ

2015.11.24更新

 写真は摘出した子宮を切開したところですが、子宮内に多数のポリープが認めれらます。

このポリープは子宮に存在する腺組織や間質の過形成とされ、悪性のものではありません。

ホルモンによる変化と考えられるため、避妊していない場合に起こることがあり、避妊手術の時に発見される場合もあります。

 川崎市幸区・中原区・川崎区/横浜市鶴見区/大田区 動物病院

投稿者: エアリーズ動物病院

2015.11.19更新

image1 image2

 左の写真は心疾患を持つワンちゃんの腹部超音波画像です。

黒く見えるところが液体なのでお腹の中に大量にお水が溜まってしまっていることがわかります。

そのお水を抜いたところ右の写真のような液体が1ℓ以上溜まっていました。

この子はうっ血性心不全のために腹水が貯留していましたが、腹水貯留は様々な原因で起こりますので、抜去した腹水の検査、他の検査、身体検査を併せて診断し、治療を行っていきます。

大量に腹水は貯留した場合には横隔膜の運動が妨げられるため呼吸が苦しくなってしまいますので、呼吸状態の改善のためにも腹水抜去が必要になる場合があります。


 

投稿者: エアリーズ動物病院

2015.11.02更新

image1 image2

 左上の写真は、イヌの臀部の所にできた皮膚病変の写真です。

臀部のところに皮膚炎があり、ジュクジュクして浸出液がでるとのことでした。

このワンちゃんは過去に同部位に手術を受けたことがあるとのこてであり、身体検査所見などから何らかの異物に反応して,瘻管が形成され、その穴から漿液の浸出が疑われました。

手術を行ったところ、右上の写真のように瘻管の先には糸が認められました。

 なかなか良くならない皮膚病変の中には、異物が隠れていることがありますので注意が必要です。


 

投稿者: エアリーズ動物病院

動物たちとご家族様がより楽しく幸せに暮らせるように

病気や予防での来院以外の時もお気軽に病院にお立ち寄りください

  • 044-276-8968.png
staff staff blog