尿膜管遺残 *泌尿器疾患 先天性疾患*
2018.12.11更新
尿膜管は胎生期に母親と胎児の膀胱とをつなぐ管で、通常は出生時には閉じてしまうものが
そのまま残ってしまう疾患です。
この管が外界につながっているとその穴から尿が染み出てきたり、尿路感染を起こしやすくなります。
また、外界に開存していない場合にも膀胱が完全に収縮することができず、残尿が残ることで膀胱炎などの症状
を起こす場合があります。
これらの症状がある場合にはこの尿膜管を切除する必要があります。
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