院長ブログ

2018.07.22更新

永久気管1永久気管2

 咽頭や喉頭などを閉塞する腫瘤による気道の閉塞や重度の喉頭麻痺などによる上部気道障害に際には気道を確保するために

気管を切開しなければならないことがあります。

気管切開には上の写真のように気管を露出し、気管に穴を空けて永久的にそこから呼吸をさせる永久気管孔と一時的に気管を切開して

気管チューブを挿入して呼吸を管理する方法などがあります。

 

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投稿者: エアリーズ動物病院

2016.11.07更新

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 口腔内に発生した悪性黒色腫(メラノーマ)、扁平上皮癌や線維肉腫などの悪性腫瘍の治療には顎骨を含めた腫瘍の切除が必要となる場合があります。
写真は腫瘍(メラノーマ)切除のため上顎骨の部分切除を行ったイヌの症例です。
腫瘍と上顎骨を含めた周囲組織を摘出し右写真のように口腔粘膜を用いて術創を閉鎖しました。

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2016.02.16更新

 

 
 血液検査にて血液の細胞数の持続的な異常が認められ、種々の検査でも原因が明らかにならない場合骨髄の検査を行うことがあります。

また、白血病や多発性骨髄腫などの診断を行う場合にも写真のような骨髄穿刺針を用いて検査を行います。


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2015.11.02更新

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 左上の写真は、イヌの臀部の所にできた皮膚病変の写真です。

臀部のところに皮膚炎があり、ジュクジュクして浸出液がでるとのことでした。

このワンちゃんは過去に同部位に手術を受けたことがあるとのこてであり、身体検査所見などから何らかの異物に反応して,瘻管が形成され、その穴から漿液の浸出が疑われました。

手術を行ったところ、右上の写真のように瘻管の先には糸が認められました。

 なかなか良くならない皮膚病変の中には、異物が隠れていることがありますので注意が必要です。


 

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2014.10.10更新

様々な病気で採血が必要になることがあります。

◆採血方法◆

人間の場合、大抵腕から採血を行いますが、動物の場合、腕、足、首など様々なところから採血を行います。

猫ちゃんの場合は内股から、ワンちゃんの場合は後ろ足から行うことが多いですが、保定してみて、その子が一番嫌がらなさそうな場所から採血を行います。

少し多めに血液が必要な時は首から採血を行うこともあります。



前肢からの採血


首からの採血

内股からの採血


◆血液検査◆

採血ができたら次は血液検査(必要性に応じて行う検査を決定します)を行います

白血球、赤血球、血小板の数を調べるCBC(血球検査)

内臓の数値をみる生化学検査

血液塗抹を作成し、白血球の分類、貧血の評価、血小板の有無、腫瘍細胞の検査を行います。
(この血液塗抹ひとつで多くの情報を得ることができるます)

検査結果はホルモンなど一部のものを除いては院内ですぐに出ます。


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投稿者: エアリーズ動物病院

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