当院では様々な病気予防の観点から避妊去勢手術をお勧めしています。
性ホルモンに関連した様々な病気を予防できるほか、発情のわずらわしさ、生活面でも様々な効果があります。
手術に関するメリット、デメリットについて、麻酔のリスクについて、様々な疑問や不安があると思います。
お気軽にご相談していただければと思います。
また、手術前には身体検査および血液検査などを行い、極力麻酔のリスクを減らしたいと考えております。料金等についてもお気軽にお問い合わせください。
避妊手術の流れ
- お電話か来院時にご予約してください。
- 手術予定日から2週間以内のご都合の良い時に術前検査にきてください
(ネットから事前予約をお願いいたします)。 - 手術当日は絶食絶水で午前9時から11時半までに来院してください。
- お預かりをして12時から16時の間に手術を行います。
- 基本的に去勢手術の場合は当日、避妊手術の場合は翌日の退院となります。
- 2~3日後に傷チェックに来ていただき、1週間後に抜糸を行います。
避妊・去勢のメリット・デメリット
川崎市幸区・川崎区・中原区・横浜市鶴見区 動物病院
オス | メス | |
主なメリット | 繁殖の防止 メスの発情に伴う興奮がなくなる 精巣の腫瘍などの精巣自体の病気を防げる 前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫などの性ホルモンに関連した病気にかかりにくくなる |
繁殖の防止 発情出血や発情期の煩わしさがなくなる 子宮蓄膿症などの子宮や卵巣の病気を防げる 乳腺腫瘍の発生率を下げる |
主なデメリット | 体重が増えやすくなる ごくまれに尿漏れなどがみられることがある |
体重が増えやすくなる ごくまれに尿漏れなどがみられることがある |
入院期間 | 日帰り | 1泊2日 |
手術時期の目安 |
乳歯が生え変わる6ヵ月以降が目安 |
猫の避妊・去勢
オス | メス | |
メリット | 繁殖能力がなくなる 精巣の病気(精巣の癌など)を防げる マーキングが減る |
繁殖能力がなくなる 卵巣・子宮に関連した病気の発生が抑えられる 発情期のストレスがなくなる 発情しなくなることによって、発情期の鳴き声が収まる |
デメリット | 太りやすくなる | |
入院期間 | 日帰り | 1泊2日 |
手術時期 | 乳歯が生え変わる6ヶ月以降が目安、発情が早めに来てしまった場合にはご相談してください |
猫の避妊・去勢の助成金について
※ ネコちゃんの避妊・去勢手術については、川崎市(川崎市在住の方)と川崎市獣医師会より助成金を受けられます。
メス猫(川崎市3,000円と獣医師会3,000円の合計6,000円)
オス猫(川崎市2,000円と獣医師会2,000円の合計4,000円)
予算には上限がございますのでご注意ください。