
移行上皮癌はイヌやネコの膀胱にできる腫瘍の中で一番多いとされる悪性の腫瘍です。
転移や再発することも多く、早期発見、治療が重要となります。症状としては頻尿や血尿、排尿障害など膀胱炎と類似しているために発見が遅れてしまうこともあります。
写真は「膀胱破裂の症例」でご紹介した症例の膀胱ですが、膀胱頚部から膀胱への尿管開口部にも腫瘍が浸潤しており、膀胱を全摘出しました。
移行上皮癌は膀胱だけでなく、尿管や尿道などにも発生することがあります。
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