重度の歯周病。
歯周病菌によって犬歯があった周囲の骨が溶けて鼻とつながってしまっています。
犬歯の抜歯後に洗浄、骨を削って、口腔の粘膜でフラップを形成し縫合し治療。
口鼻瘻官は歯の根っこ(根尖)で炎症が進行して、鼻と通じてしまった状態です。
歯の根っこは深く埋まっており、口腔と鼻は非常に薄い骨で隔てられています。
このため、歯周病が進行するとこの骨が溶かされて鼻と通じてしますことがあります。
症状はくしゃみ、膿性鼻汁、鼻出血などがみられるようになります。
川崎市幸区 矢向/鹿島田/新川崎エリアの動物病院エアリーズ動物病院