筋肉の間に発生し、拡大する脂肪腫です。 通常の脂肪腫は皮下で発生することが多いため、皮膚を切開するとすぐに脂肪の塊がみられます。 しかし、筋間脂肪腫では上の左写真のように皮膚切開しても脂肪腫をみつけることができない場合もあります。 この犬の場合には右写真のように筋肉間を剥離していくと、筋肉の間から脂肪腫が現れました。 脂肪腫は基本的に良性であるため、経過をみることも多いですが、筋間脂肪腫などでは、かなり大きくなって疼痛を伴う場合や、発生部位によって運動機能に影響を与え、生活の質が低下する場合は手術が必要となることがあります。 川崎市幸区 矢向/鹿島田/新川崎エリアの動物病院 エアリーズ動物病院
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