
僧帽弁の肥厚がみられ、左心房の拡張がみられます。

重度の左心房の拡張がみられます。

僧帽弁がうまく閉まらないので血液の逆流が認められています。
この病気は老齢の小型犬に多くみられる病気です。
僧帽弁という弁が上手く閉まらないために通常は一定方向にしか流れない血液が逆流してしまうために起こります。
疲れやすい、咳をする、呼吸が荒いなどの症状がみられるようになります。
重度の場合には肺水腫を引き起こし、命に関わる場合もあります。
上の写真は超音波検査のものですが、身体検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査などの結果によって適切な治療を行うことが重要です。