院長ブログ

2015.01.30更新

 




 乳歯が残っていると歯周病を引き起こしやすくなる場合があります。

乳歯が残ってしまう場合は抜歯を行います。

また、幼若の動物では乳歯が永久歯の歯並びに影響を与えることが予想される場合は早めに乳歯を抜歯したほうが良い場合があります。

成長期には定期的に口腔内をチェックすることをお勧めします。

もちろん全ての年齢の動物も口腔内のチェックはこまめに行いましょう。


 
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2015.01.27更新

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肥大型心筋症は猫に多くみられる心筋症の一つです。

心臓の壁が厚くなってしまうため、心臓が十分に拡張することができず、全身に血液を上手く送れなくなってしまいます。

無症状のこともありますが、心臓内に血栓が形成され、それが血管に詰まることで、後肢の麻痺を引き起こしたり、胸水の貯留や肺水腫によって呼吸困難を呈する場合があります。

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2015.01.22更新


 
 好酸球は血液に含まれる白血球のひとつで、寄生虫感染に対する防御に関与しています。

また、アレルギー性の疾患とも関連しています。

好酸球性の皮膚炎を起こす疾患としては、ノミや蚊などに対するアレルギーや食物アレルギー、アトピーなどがあります。

治療はそれぞれの原因に対する治療を行い、その原因によってはステロイドや免疫抑制剤を使用して、治療を行います。

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2015.01.20更新



 涙が十分に産生されなかったり、何らかの原因によって眼球表面に涙を保持することができないとドライアイを引き起こします。

ドライアイによって角膜のびらんや結膜炎が引き起こされ、膿性の眼脂が多くみられるようになります。

原因には自己免疫によるもの、薬剤、ウィルスなどによる感染性のもの、外傷などがあります。

一般的に点眼や内服薬で治療することが多いですが、場合により外科的な処置を行う場合もあります。

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2015.01.16更新

上顎奥の軟らかい部分(俗に言う喉ちんこのあたり)が長く伸び、呼吸をするときに気道を閉塞することで、いびきや努力性呼吸、呼吸困難を引き起こす疾患です。

パグやブルドック、シーズーなどの短頭種に多くみられます。

軽度の場合は、いびき、呼吸音がうるさいなどの症状しか認められないこともありますが、重度になると上記のように呼吸困難を引き起こし、失神してしまうこともあります。

治療は、抗炎症剤などの内科治療で一時的に良化する場合がありますが、より改善させるためには手術が必要となります。

短頭種は軟口蓋過長症の他、鼻孔狭窄や気管虚脱、気管低形成も併発している場合が多いので注意が必要です。

 
術前

術後


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2015.01.08更新


左側の側頭筋が萎縮しています。

片側の側頭筋萎縮は三叉神経の病気で起こることが多いとされています。

他にも慢性期の咀嚼筋炎や多発性筋炎などの筋疾患や甲状腺機能低下症でも側頭筋の萎縮がみられることがありますので、他の身体検査所見、血液検査などの結果から診断していくことが必要です。

さらにはMRIなどの画像検査が必要となる場合もあります。

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