院長ブログ

2017.02.23更新

足裏の肉球間に腫瘤が認められます。
足の甲側にも腫瘤が広がっており細胞診検査の結果、肥満細胞腫でした。
手術後。


  
 肥満細胞腫は悪性の腫瘍であり、広範囲に切除しなければならない腫瘍の一つです。
写真のように足先などにできてしまった場合には指ごと切除したり、場合によっては断脚術を行うことがあります。
また、他にも完全切除が困難な場所に出来てしまった場合には、放射線療法や抗がん剤を用いた化学療法と手術を併用する場合などもあります。
 写真の症例は右前肢の第4、第5指間(小指と薬指の間)にできていたため第4、第5指と腫瘍を一緒に切除しました。
 写真のような断指術を行っても数日後には普通に歩けるようになります。

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2017.01.31更新

手術前。左眼を覆うように腫瘍が存在しています。
手術後。首のところの皮膚を用いて手術部位を閉鎖しました。
数ヶ月後には手術部位が毛で覆われています。


 
 病理検査の結果、この腫瘍は基底有棘細胞癌という悪性腫瘍でした。

比較的稀な腫瘍でありますが、浸潤性が強い腫瘍であるため、広範囲な切除が必要とされています。

顔面の手術では皮膚に余裕がないため、広範囲に腫瘍を切除すると皮膚を縫合するが困難になる場合があります。

この子の場合には首のところから皮膚を持ってきて(軸性皮膚弁の形成)

手術部位を閉鎖しました。

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2016.09.30更新


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 右の写真には肛門の周囲に存在する巨大な腫瘤が認められます。

肛門の周囲には肝様腺腫(肛門周囲腺腫)などの良性の腫瘍も多くみられますが、この腫瘤は病理検査の結果「肛門周囲腺癌」と呼ばれる悪性の腫瘍でした。

良性の肝様腺腫は男性ホルモンの影響を受けるため、未去勢雄に多くみられますが、肛門周囲腺癌はホルモンとは無関係に増殖するとされています。

領域のリンパ節への転移が起こることもあり、また大きくなると切除が困難となる場合もあるため、早期の治療が大切です。

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2016.09.06更新

 腫瘍や外傷などによって膀胱を全て摘出しなければならなくなった場合には尿を体外に排泄させるために尿路変更する必要があります。

尿管と結腸、尿管と皮膚、尿管と膣など尿管と他の部位とを吻合することで尿路を確保します。

またステントと呼ばれる器具を尿管に設置して尿路を確保する方法もあります。

写真は尿管を皮膚に開口させた症例です。

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2016.07.05更新

 乳腺良性混合腫瘍は乳腺にできる腫瘍であり、名前に「良性」とある通り良性の腫瘍です。

良性でも写真のようにかなり大きくなることがあり、自壊して生活の質を落としてしまうこともあります。

外科的に切除してしまえば、良好な経過を示すことがほとんどです。

乳腺にできる腫瘍は大きさや見た目、細胞診の検査では通常良性・悪性の区別がつかないため病理組織検査が必要となります。

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2016.05.30更新

 リンパ腫はリンパ球という免疫を司る細胞が腫瘍化した疾患です。

リンパ球は全身にいたるところに存在するため、様々な場所で発生します。

全身のリンパ節が腫れたり、肝臓や脾臓、消化管に病変がみられたり、ときに脳や脊髄にもみられることがあります。

イヌでは複数のリンパ節が腫脹する多中心型が多くみられます。

治療は主に抗がん剤で治療を行います。

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2016.01.02更新



 

  乳腺の細胞が腫瘍化することで起こる病気で、高齢の雌に多くみられます。
早期に避妊手術をすることで発生のリスクが減少すると言われています。
イヌの場合は約40-50%が悪性で、ネコでは90%が悪性であるとされますが、多くの場合、悪性良性の判断は病理検査が必要となります。
悪性の場合には肺などに転移することも多く、注意が必要です。
一般的に治療は手術で乳腺を摘出し、その病理検査結果でその後の治療方針を決定していきます。




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2014.11.07更新

 肝臓に腫瘤を形成する病気は様々です。

がんや他の臓器の転移性腫瘍、また良性腫瘍や結節性過形成などの非腫瘍性病変などその種類は多岐に渡ります。

細胞診検査で診断をつけられるものもありますが、多くの場合には組織検査が必要になります。

一般的に孤立性のものであれば手術適応となりますが、腫瘍によっては化学療法など他の治療が適応となる場合があります。

肝臓の腫瘤性病変は症状があまり現れず初期に発見することはなかなか困難な場合が多いですが、
血液検査で肝臓の数値が高いなどの異常がある場合には超音波検査などで肝臓に画像上異常がないかチェックすることをお勧めします。

 


 


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2014.11.07更新

 

 筋肉の間に発生し、拡大する脂肪腫です。
通常の脂肪腫は皮下で発生することが多いため、皮膚を切開するとすぐに脂肪の塊がみられます。

しかし、筋間脂肪腫では上の左写真のように皮膚切開しても脂肪腫をみつけることができない場合もあります。

この犬の場合には右写真のように筋肉間を剥離していくと、筋肉の間から脂肪腫が現れました。
脂肪腫は基本的に良性であるため、経過をみることも多いですが、筋間脂肪腫などでは、かなり大きくなって疼痛を伴う場合や、発生部位によって運動機能に影響を与え、生活の質が低下する場合は手術が必要となることがあります。

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2014.10.23更新

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 悪性黒色腫は四肢先端(爪床)や口唇の皮膚粘膜接合部や口腔内に好発する悪性腫瘍です。また、眼球内に発生することもありますメラニン色素を含有した細胞が異常増殖して腫瘤形成するために黒色に見えることが多いのですが、顆粒をあまり持っておらず黒色に見えない場合もあります。口腔内や爪床にできたものは悪性度が高く、肺やリンパ節への転移も多くみられます。治療は外科治療、放射線治療、抗がん治療などによって治療を行います。口腔内や爪床は扁平上皮癌などの他の悪性腫瘍の発生も多い場所ですので、異常がある場合には一度検査をお勧めします。足先の怪我だと思っていたら、実は腫瘍だったということもありますので治りが悪い場合にも注意が必要です。


 
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