指間皮膚炎 マラセチア皮膚炎◆皮膚病◆犬・猫 川崎市幸区・中原区・川崎区/横浜市鶴見区 動物病院
2014.10.19更新
指の間をずっと舐めていると来院された症例の足裏です。
足の裏をみてみると、赤く腫れていて、触ると嫌がります。
指間皮膚炎はマラセチアや細菌が原因のことが多いです。
いつも足を舐めていてストレスかな?と思われる方も多いのですが、皮膚病を起こしている場合もあります。
初めは舐める程度ですが、そのうちに痛みを出して跛行がみられることもあります。
この症例の子は、皮膚のスタンプ検査を行うと、マラセチアが大量に認められました。
このマラセチアは健康な犬や猫の耳や皮膚にも常在する真菌ですが、異常に増殖すると外耳炎や皮膚炎を起こします。
脇の下や四肢の指間、口唇周囲などで増殖し皮膚炎を起こします。
また、全身的にアレルギー性皮膚炎の症状を引き起こすこともあります。
マラセチアに効果のある薬用シャンプーと内服薬で治療をしました。
川崎 鹿島田 新川崎 矢向エリアの動物病院
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