クリニックブログ

2015.01.16更新

上顎奥の軟らかい部分(俗に言う喉ちんこのあたり)が長く伸び、呼吸をするときに気道を閉塞することで、いびきや努力性呼吸、呼吸困難を引き起こす疾患です。

パグやブルドック、シーズーなどの短頭種に多くみられます。

軽度の場合は、いびき、呼吸音がうるさいなどの症状しか認められないこともありますが、重度になると上記のように呼吸困難を引き起こし、失神してしまうこともあります。

治療は、抗炎症剤などの内科治療で一時的に良化する場合がありますが、より改善させるためには手術が必要となります。

短頭種は軟口蓋過長症の他、鼻孔狭窄や気管虚脱、気管低形成も併発している場合が多いので注意が必要です。

 
術前

術後


川崎市幸区 矢向/鹿島田/新川崎エリアの動物病院
エアリーズ動物病院

投稿者: エアリーズ動物病院

動物たちとご家族様がより楽しく幸せに暮らせるように

病気や予防での来院以外の時もお気軽に病院にお立ち寄りください

  • 044-276-8968.png
staff staff blog