クリニックブログ

2016.02.23更新

 

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 喉頭小嚢の外反(反転喉頭小嚢)は喉頭小嚢が反転することで気道が狭くなり呼吸困難を示す疾患です。

この疾患はパグ、フレンチブルドッグ、ブルドックなどの短頭種でみられる短頭種気道症候群の一つとしてみられることが多く、症状は努力性呼吸、運動不耐性などを示し、重度になると失神が認められることもあります。

治療は反転した喉頭小嚢を切除しますが、口腔内からアプローチする方法と写真のように頚部腹側からアプローチし、気管切開を行って摘出する方法があります。

呼吸に問題のある短頭種はこの疾患だけでなく軟口蓋過長症など、他の短頭種気道症候群の疾患を伴っていることが多いため注意が必要です。

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投稿者: エアリーズ動物病院

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