椎間板ヘルニアなどの脊髄疾患が疑わしい場合にはMRI検査やCT検査、脊髄造影検査などの特殊検査が必要となることがあります。
上の写真は脊髄造影検査のレントゲン写真です。
通常のレントゲン検査では脊髄は映らないので、造影剤を脊髄の周囲に投与して脊髄の輪郭を映し出して障害部位を確認します。
この症例の犬は、ヘルニアの部位を特定後、そのまま手術を行いました。
MRI、CT、脊髄造影検査にはそれぞれメリット、デメリットがありますので、個々の患者の状況やご家族の希望によってどの検査を行うかを相談して方針を決定していきます。
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2014.12.15更新
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