クリニックブログ

2015.09.04更新

 くも膜嚢胞は脳の一部に脳脊髄液が貯留してしまう疾患です。

シーズーなどの犬種で多くみられますが、多くの場合には無症状であり、偶発的に発見される場合も少なくありません。

嚢胞が巨大な場合には元気消失や食欲不振、失明や運動失調などの神経症状を呈する場合があります。

このような場合には手術による治療が必要になることがあります。

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投稿者: エアリーズ動物病院

2015.09.01更新

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 環椎軸椎不安定症は第一頚椎である環椎と第二頚椎である軸椎の間の不安定化でおこる疾患で、一般に先天性のものと外傷性に発症するものがあります。

先天性の場合には軸椎の歯突起の形成異常・奇形などによる脱臼、外傷性の場合には環椎や軸椎の骨折や歯突起の骨折などによって起こることがあります。

これらの障害によって脊髄が損傷を受け、頚部痛や運動失調、重度になると四肢麻痺、中には呼吸不全によって死亡してしまう場合もあります。

治療には疼痛に対する鎮痛薬の使用や頚部の外固定による内科治療と手術によって固定する外科治療があります。


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