クリニックブログ

2016.01.01更新

 

椎間板ヘルニアは椎間板物質が脱出、または突出することで発症する病気です。
重症度によっては手術が必要となる場合があります。
ダックスフンドやコーギーなどの軟骨異栄養犬種と呼ばれる犬種に多い疾患です。
立てない、歩き方がおかしい、階段や段差を嫌う、どこか痛がるなどの症状がある場合には椎間板ヘルニアの可能性もありますので注意が必要です。

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2015.09.04更新

 くも膜嚢胞は脳の一部に脳脊髄液が貯留してしまう疾患です。

シーズーなどの犬種で多くみられますが、多くの場合には無症状であり、偶発的に発見される場合も少なくありません。

嚢胞が巨大な場合には元気消失や食欲不振、失明や運動失調などの神経症状を呈する場合があります。

このような場合には手術による治療が必要になることがあります。

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2015.09.01更新

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 環椎軸椎不安定症は第一頚椎である環椎と第二頚椎である軸椎の間の不安定化でおこる疾患で、一般に先天性のものと外傷性に発症するものがあります。

先天性の場合には軸椎の歯突起の形成異常・奇形などによる脱臼、外傷性の場合には環椎や軸椎の骨折や歯突起の骨折などによって起こることがあります。

これらの障害によって脊髄が損傷を受け、頚部痛や運動失調、重度になると四肢麻痺、中には呼吸不全によって死亡してしまう場合もあります。

治療には疼痛に対する鎮痛薬の使用や頚部の外固定による内科治療と手術によって固定する外科治療があります。


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2015.08.14更新

 上の画像は脳のMRIの写真ですが、脳実質に腫瘤性病変が認めれらます。

高齢になると、他の部位の腫瘍と同様に脳内にも腫瘍ができてしまうことがあります。

「高齢(5歳以上)になってから初めて発作を起こした」、「普段行動がおかしい」、「覚えていたことが出来ていたことができなくなった」、「性格が変わった」などの症状がみられる場合には脳内の病変が存在する可能性があります。

身体検査、神経学的検査、血液検査などの検査によって、頭蓋内の病変が疑われる場合にはMRIの検査が必要になることがあります。

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2015.02.16更新

 てんかんは脳の神経細胞が異常に興奮し、反復性に発作を起こす病気です。

様々な犬種、猫種で起こりますが、多くの場合5歳までに初めての発作が起こることが多いです。

発作といっても意識がなくなり、倒れてバタバタするようなものから、体の一部のみに痙攣がみられるものなど症状も様々です。

てんかんは発作が起きている時またその前後以外は、何ら症状が認められないのことが通常です。

普段の行動におかしな点がある場合や高齢になってから、初めて発作をおこした場合にはてんかん以外の病気の方が多いため注意が必要です。

発作時やおかしな行動の動画があると診断に役に立ちますので、動画が取れる場合にはご持参していただければと思います。

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2015.01.09更新

椎間板物質摘出前
椎間板物質摘出後
摘出した椎間板物質








 胸腰部で椎間板ヘルニアを発症してしまった犬の手術写真です。

左の写真の真ん中の白い棒状のものが脊髄です。

中央付近に下から脊髄を圧迫する椎間板物質がみられます。

真ん中の写真は椎間板物質を摘出した後のものです。

脊髄中央にあった椎間板物質が取り除かれ、脊髄の圧迫が解除されています。

右の写真が摘出した椎間板物質です。

このように椎間板ヘルニアの手術は、飛び出して脊髄を圧迫している椎間板物質を摘出します。


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2015.01.08更新


左側の側頭筋が萎縮しています。

片側の側頭筋萎縮は三叉神経の病気で起こることが多いとされています。

他にも慢性期の咀嚼筋炎や多発性筋炎などの筋疾患や甲状腺機能低下症でも側頭筋の萎縮がみられることがありますので、他の身体検査所見、血液検査などの結果から診断していくことが必要です。

さらにはMRIなどの画像検査が必要となる場合もあります。

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2014.12.15更新

 椎間板ヘルニアなどの脊髄疾患が疑わしい場合にはMRI検査やCT検査、脊髄造影検査などの特殊検査が必要となることがあります。
上の写真は脊髄造影検査のレントゲン写真です。

通常のレントゲン検査では脊髄は映らないので、造影剤を脊髄の周囲に投与して脊髄の輪郭を映し出して障害部位を確認します。
この症例の犬は、ヘルニアの部位を特定後、そのまま手術を行いました。
MRI、CT、脊髄造影検査にはそれぞれメリット、デメリットがありますので、個々の患者の状況やご家族の希望によってどの検査を行うかを相談して方針を決定していきます。

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