クリニックブログ

2014.11.07更新

 肝臓に腫瘤を形成する病気は様々です。

がんや他の臓器の転移性腫瘍、また良性腫瘍や結節性過形成などの非腫瘍性病変などその種類は多岐に渡ります。

細胞診検査で診断をつけられるものもありますが、多くの場合には組織検査が必要になります。

一般的に孤立性のものであれば手術適応となりますが、腫瘍によっては化学療法など他の治療が適応となる場合があります。

肝臓の腫瘤性病変は症状があまり現れず初期に発見することはなかなか困難な場合が多いですが、
血液検査で肝臓の数値が高いなどの異常がある場合には超音波検査などで肝臓に画像上異常がないかチェックすることをお勧めします。

 


 


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投稿者: エアリーズ動物病院

2014.11.07更新

 

 筋肉の間に発生し、拡大する脂肪腫です。
通常の脂肪腫は皮下で発生することが多いため、皮膚を切開するとすぐに脂肪の塊がみられます。

しかし、筋間脂肪腫では上の左写真のように皮膚切開しても脂肪腫をみつけることができない場合もあります。

この犬の場合には右写真のように筋肉間を剥離していくと、筋肉の間から脂肪腫が現れました。
脂肪腫は基本的に良性であるため、経過をみることも多いですが、筋間脂肪腫などでは、かなり大きくなって疼痛を伴う場合や、発生部位によって運動機能に影響を与え、生活の質が低下する場合は手術が必要となることがあります。

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投稿者: エアリーズ動物病院

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