院長ブログ

2016.09.30更新


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 右の写真には肛門の周囲に存在する巨大な腫瘤が認められます。

肛門の周囲には肝様腺腫(肛門周囲腺腫)などの良性の腫瘍も多くみられますが、この腫瘤は病理検査の結果「肛門周囲腺癌」と呼ばれる悪性の腫瘍でした。

良性の肝様腺腫は男性ホルモンの影響を受けるため、未去勢雄に多くみられますが、肛門周囲腺癌はホルモンとは無関係に増殖するとされています。

領域のリンパ節への転移が起こることもあり、また大きくなると切除が困難となる場合もあるため、早期の治療が大切です。

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投稿者: エアリーズ動物病院

2016.09.06更新

 腫瘍や外傷などによって膀胱を全て摘出しなければならなくなった場合には尿を体外に排泄させるために尿路変更する必要があります。

尿管と結腸、尿管と皮膚、尿管と膣など尿管と他の部位とを吻合することで尿路を確保します。

またステントと呼ばれる器具を尿管に設置して尿路を確保する方法もあります。

写真は尿管を皮膚に開口させた症例です。

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