院長ブログ

2016.05.30更新

 リンパ腫はリンパ球という免疫を司る細胞が腫瘍化した疾患です。

リンパ球は全身にいたるところに存在するため、様々な場所で発生します。

全身のリンパ節が腫れたり、肝臓や脾臓、消化管に病変がみられたり、ときに脳や脊髄にもみられることがあります。

イヌでは複数のリンパ節が腫脹する多中心型が多くみられます。

治療は主に抗がん剤で治療を行います。

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2016.05.30更新

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  皮膚肥満細胞腫は皮膚にできる腫瘍であり、上の写真のように丘疹のようにみえたり、あたかも脂肪腫のようにみえたり様々な形態をとります。

細胞診の検査をすると、右の写真のような顆粒をもった肥満細胞が多数認められます(顆粒をがみられない場合もあります)。

 肥満細胞腫は悪性の腫瘍であり、予後はそのグレードやステージによって異なります。

治療は多くの場合、外科的に摘出することで治療しますが、マージン(腫瘍の周囲)を大きく取らなければなりません。

 肥満細胞腫の話をすると「うちの子太っているからできたのですか?」とよく質問を受けますが、体型とは無関係であり、痩せている子も罹患します。


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2016.05.10更新

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 皮膚組織球種は若い犬に発生することが多い良性の腫瘍です。
頭頚部や四肢に多く発生します。
典型的な肉眼所見としては表面が脱毛し、赤い木苺様の外観を呈します。
若齢犬の場合には自然退縮することも多く、無治療でも消失しまうこともあります。

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2016.05.09更新

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 潜在精巣(陰睾)は陰嚢内に下降するはずの精巣が腹腔内や鼠径部などの皮下に留まってしまう疾患です。
片側の場合だけでなく、両側ともに精巣が下降してしていない場合もあります。イヌでよくみられる疾患ですがネコでも認められます。
写真の症例もネコであり、この子は腹腔内に精巣が存在していました。

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