院長ブログ

2015.04.24更新

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 以前にもブログに記載した瓜実条虫です。

左上の写真は時間が経過して、乾燥してしまった瓜実条虫の片節です。

乾燥する前はもう少し大きく、肛門周囲や糞便の上を動いてことが多いですが、時間が経つと乾燥して写真のように白ごまのように見えます。

動物の寝床やトイレにこのような白ごま様のものがたくさん落ちている場合には瓜実条虫の感染の可能性があります。

 右の写真は瓜実条虫の六鈎幼虫卵です。


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2015.04.21更新

 硬いおもちゃやひづめ、骨などを噛むと歯が折れてしまうことがあります。

神経がでてしまい(露髄)、そこから細菌が入ると歯の根っこで炎症を起こしてしまいます。

発見が早く、歯の根っこの炎症がひどくなければ、歯を温存することもできますが、抜歯が必要となってしまうことが多いです。
 
硬いものを噛んでも、歯垢が付きにくくなったり、歯が丈夫になることはありません。

歯にとっては悪影響となるので注意が必要です。

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2015.04.14更新

 

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 ミミヒゼンダニは動物の耳に感染するダニです。

感染すると茶褐色から黒色の乾燥した耳垢が多くみられるようになり、外耳炎を引き起こします。

感染した動物は痒みのため、頭をよく振ったり、耳を掻いたりするようになります。

治療は内服薬やスポットタイプの駆虫薬で治療を行います。

多量の耳垢がみられる場合にはミミヒゼンダニの感染の場合がありますので、耳垢検査を行うことをお勧めします。
 


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2015.04.11更新

手術前。写真のように左側の肛門嚢には管の挿入が可能ですが、右は閉塞し挿入できませんでした
皮下から分離された肛門嚢
手術後



 肛門嚢は臭い分泌物含む袋で、肛門の両脇(肛門の4時と8時の位置)にあります。

肛門嚢に分泌物が貯留するとお尻をこすって歩いたり、お尻の周りが臭くなったりしてきます。

通常は圧迫することで肛門嚢から貯留した分泌物を排泄させれば、これらの症状は収まりますが、炎症を繰り返したり、破裂を繰り返す、何らかの原因で排泄ができない場合には肛門嚢摘出を行う場合があります。   

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